ゴルフコンペ進行表の作り方:当日のタイムスケジュール完全テンプレート
ゴルフコンペ進行表の作り方を、スタート時刻からの逆算手順とコピペで使えるテンプレートで解説。受付から表彰式まで時間軸で並べる作り方と当日の運用コツも紹介。
ゴルフコンペの幹事を任されると、「当日はどんな流れで進めればいいの?」「進行表ってどう作るの?」と悩む方は少なくありません。進行表は、受付から表彰式までの全体像を見える化し、当日の混乱を防ぐ大切な道具です。この記事では、ゴルフコンペの進行表の作り方を、テンプレートやタイムスケジュールの具体例とともに解説します。初めての幹事さんでも、読み終わったらそのまま自分のコンペ用に作れる状態を目指します。
進行表づくりの結論:まずは「時間軸」で全体を組む
進行表とは、コンペ当日の出来事を時間順に並べた一覧表のことです。作り方のコツを先にお伝えすると、次の3ステップで組むのがおすすめです。
- 固定の時間を先に置く(スタート時刻、表彰式の開始予定など)
- 逆算して前後の作業を埋める(受付、朝礼、プレー、集計など)
- 担当者と所要時間を書き添える
進行表があると、幹事自身が「次に何をすべきか」を迷わなくなり、参加者にも「何時に何をするか」を共有できます。結果として、幹事の負担が大きく減ります。
幹事業務の全体像をまず把握したい方は、ゴルフコンペ幹事完全ガイドもあわせてご覧ください。準備から当日までの流れを一通りつかめます。
ゴルフコンペ当日の基本的な流れ
進行表を作る前に、コンペ当日の典型的な流れを押さえておきましょう。一般的なコンペは、おおむね以下の順序で進みます。
- 受付:参加費の徴収、組み合わせ表やスコアカードの配布
- 朝礼・スタート前説明:競技方法やローカルルールの確認
- スタート:組ごとに順次出発
- プレー(前半9ホール)
- 昼食休憩(ハーフごとに昼食をはさむ場合)
- プレー(後半9ホール)
- スコア集計:プレー終了後、スコアカードを回収して順位を計算
- 表彰式・懇親会:成績発表、景品贈呈
この大きな流れを「時間」に落とし込んでいくと、進行表が完成します。
スタート方式で流れが変わる点に注意
ゴルフ場のスタート方式によって、当日の組み立ては変わります。
| 方式 | 内容 | 進行表への影響 | | --- | --- | --- | | スループレー | 途中の長い休憩を入れず、18ホールを通して回る | 終了時刻が読みやすい | | ハーフ休憩あり | 前半9ホール後に昼食をはさむ | 休憩時間を組み込む必要がある | | 1番・10番同時スタート | 2つのホールから同時に出発 | 全組がほぼ同時に終わり、集計を始めやすい |
予約時に確認しておくと、進行表の精度が上がります。スタート方式が分からない場合は、ゴルフ場に問い合わせておきましょう。
進行表の作り方:5つのステップ
ここからは、実際の作り方を順を追って解説します。
ステップ1:スタート時刻を起点にする
最も動かせないのがスタート時刻です。ゴルフ場から指定された時刻を起点に、その前後を組み立てます。たとえば最初の組が8時00分スタートなら、受付はその60分前、つまり7時00分頃の開始が目安です。
ステップ2:受付時間を逆算する
受付では、参加費の徴収・スコアカードや組み合わせ表の配布・遅刻者の確認などを行います。参加人数が多いほど受付は混みますので、人数に応じて余裕を持たせましょう。
受付の所要時間の目安:1組(4名)あたり数分。20名規模なら30分前後の受付時間を確保しておくと安心です。
ステップ3:朝礼・スタート前の説明を入れる
スタート直前に、幹事から参加者へ簡単な挨拶と説明を行います。ここで伝える内容は次の通りです。
- 競技方法(例:新ペリア方式など、スコアの集計方式)
- ローカルルール(そのゴルフ場特有のルール)
- 表彰式の予定時刻と場所
- 緊急時の連絡先
集計方式の用語が不安な方は、別記事の集計方式解説もチェックしておくと、説明がスムーズになります。
ステップ4:プレー時間と昼食を見込む
18ホールのプレーには、一般に4時間半〜5時間ほどかかると言われています。ハーフ休憩をはさむ場合は、ここに昼食時間(おおむね40〜60分)を加えます。終了予定時刻は次のように見積もります。
スタート時刻 + プレー時間(約4.5〜5h) + 昼食(約1h)= 最終組の終了予定
なお、最初の組と最後の組ではスタート時刻が異なります。集計や表彰式は「最終組」の終了時刻を基準に組むのがポイントです。
ステップ5:集計・表彰式の時間を確保する
プレー終了後、スコアカードを回収して順位を計算します。手作業の集計は意外と時間がかかるため、30分〜1時間ほどみておくと安心です。表彰式は、集計が終わり、参加者が入浴・着替えを済ませた頃に設定します。
進行表テンプレート(コピーして使える例)
ここまでの内容を、具体的なタイムスケジュールに落とし込んだテンプレートを紹介します。8時00分スタート・ハーフ休憩あり・20名規模を想定した一例です。自分のコンペに合わせて時刻を調整してください。
| 時刻 | 項目 | 担当 | メモ | | --- | --- | --- | --- | | 6:45 | 幹事集合・準備 | 幹事 | 受付設営、景品搬入 | | 7:00 | 受付開始 | 幹事・会計 | 参加費徴収、カード配布 | | 7:40 | 朝礼・競技説明 | 幹事 | ルール・表彰予定の案内 | | 8:00 | スタート(順次) | 各組 | 1番ホールから | | 9:40頃 | 前半終了・昼食 | 各組 | ハーフ休憩 約50分 | | 13:00頃 | 後半終了(最終組) | 各組 | 最終組の終了が基準 | | 13:00 | スコアカード回収 | 幹事 | 速やかに集計へ | | 13:45 | 集計完了 | 幹事 | 順位確定 | | 14:30 | 表彰式・懇親会 | 幹事 | 成績発表、景品贈呈 | | 15:30 | 解散 | 全員 | 忘れ物確認 |
※時刻はあくまで目安です。スタート方式や人数、ゴルフ場の状況によって前後します。
テンプレートに必ず入れたい項目
どんな形式の進行表でも、最低限これらを入れておくと当日に困りません。
- 時刻(開始・終了の目安)
- 項目(何をするか)
- 担当者(誰がやるか)
- 連絡先(幹事・ゴルフ場・緊急時)
- 備考欄(変更や注意点を書き込む余白)
紙で配る場合は、参加者向けには「時刻」「項目」だけのシンプル版、幹事用には担当やメモまで含めた詳細版と、2種類用意すると運用しやすくなります。
進行表をスムーズに運用する3つのコツ
進行表は「作って終わり」ではありません。当日に機能させるためのコツを紹介します。
コツ1:バッファ(余裕時間)を入れる
プレーの進行は天候や混雑で遅れがちです。各区切りに10〜15分のバッファを設けておくと、多少の遅れがあっても表彰式の時刻を守りやすくなります。
コツ2:参加者に事前共有する
進行表は当日だけでなく、開催前に参加者へ共有しておきましょう。集合時刻や受付終了時刻を事前に伝えることで、遅刻や受付の混雑を防げます。共有方法は、メール・チャット・印刷配布など、参加者の使いやすい手段を選びます。
コツ3:当日は片手で確認できる状態に
幹事は当日、受付・進行・集計と動き回ります。紙の進行表を持ち歩くのもよいですが、スマートフォンでいつでも確認できる状態にしておくと、両手がふさがりません。タイムスケジュールや参加者連絡をアプリで一元管理しておくと、進行中の確認や変更がぐっと楽になります。
まとめ:進行表は逆算と余裕がカギ
ゴルフコンペの進行表の作り方を振り返ると、ポイントは次の通りです。
- スタート時刻を起点に、前後を逆算して組む
- 受付・朝礼・プレー・昼食・集計・表彰式を時間軸で並べる
- 担当者・連絡先・備考を書き添え、バッファを入れる
- テンプレートを使い、参加者にも事前共有する
まずは本記事のテンプレートをベースに、自分のコンペの時刻を当てはめてみてください。幹事業務の全体像を確認したい方は、ゴルフコンペ幹事完全ガイドもあわせて読むと、準備の抜け漏れを防げます。
進行表の管理やタイムスケジュールの共有、参加者への連絡をまとめてスマホで行いたい方は、幹事サポートアプリ「ゴルカン」を使うと、当日の進行を片手で確認しながら運営できます。次のコンペでは、しっかり準備した進行表で、落ち着いた運営を目指しましょう。

ゴルフコンペ幹事サポートアプリ「ゴルカン」を運営。ゴルフ業界誌『月刊ゴルフマネジメント』で「ゴルフ場のデジタル革新」の連載記事を担当。